2025/9/6

渋沢栄一に学ぶ - 100年先を見据えた生き方

 

先月、おそばせながら、

「渋沢栄一記念館」と、生家「中の家(なかんち)」を訪ねてきました。

(近いと逆になかなか行かないってありますよね。)

 

改めて思いました。

「この人こそ、未来に伝えるべき日本人」だと。

 

皆さんご存じの通り、

渋沢栄一は、日本初の銀行をはじめ、

製造業・保険・交通・教育など、実に500以上の組織の設立に関わったことから、

『日本資本主義の父』と呼ばれています。

 

 

ですが、彼が目指していたのは単なる経済的な発展ではありません。

彼の思想の根底には、

「道徳」と「経済」の両立、

そして社会全体の持続的な繁栄という視点がありました。

今で言う「サステナビリティ(持続可能性)」の考え方を、

100年以上も前から体現していた人なんです。

 

儲けだけを追い求めるのではなく、

社会にとって本当に意味のある事業をつくり、

教育・福祉・文化にも力を注ぐ。

それは、目の前の利益よりも

「100年後の日本をどうするか」を

真剣に考えていた証だと思います。

 

これからの時代に求められるのは、

「個人の成功」だけではなく、

「社会全体の幸せを考える力」だと思います。

 

そんな時代にこそ、

渋沢栄一の生き方や考え方は、

子どもたちにも大人たちにも、

大きなヒントを与えてくれるはずです。

 

まだ訪れていない塾生たちにも、ぜひ一度足を運んでほしいですね。

きっと、未来をつくるための学びが、

たくさん見つかると思います。

 

そうそう、大阪万博でも有名な石黒教授の技術指導のもと作られた

渋沢栄一のアンドロイドも展示されていますよ。

実は私、アンドロイド型ロボットを見るのはこれが初めてでした。