2025/10/9

次の万博はどこ? 横浜? リヤド?

 

大阪・関西万博もいよいよ終盤を迎えています。

終盤にかけて人気が急上昇し、

なんと9月12日以降は連日22万人超え

ゴールデンウィーク中で最も多かった日(5月4日)でも

13万6千人ほどだったそうですから、

まさに今がピークですね。

 

※ ちなみにGW最終日の5月6日は76,517人。

  実はこの時期が空いていてチャンスだったのかも…?

 
 

次の万博ってどこで開かれるの?

最近、何気ない会話の中で、こんなやりとりがありました。

「次の万博って2030年のリヤド(サウジアラビア)でしょ?」

「いやいや、2027年で横浜でしょ?」

…どちらも聞いたことがあるけど、

一体どっちが正しいのでしょうか?

 

 

実は、どちらも正解なのです。

万博は1つじゃないんです

「万博」と一口に言っても、

万博(国際博覧会)には主に2つの区分があるのです。

 

1. 登録博(万国博覧会)

  • 5年に一度しか開催されない

  • テーマは幅広く、各国が自由にパビリオンを設計・建設できる

  • 世界最大規模の博覧会

2. 認定博(専門博)

  • 登録博の中間年に開催可能

  • 特定のテーマに絞られている

  • パビリオンは主催者側が用意した建物を使用するなど、制限あり

 

つまり、今の万博と同規模の「登録博」万博なら

次は、2030年のリヤド万博

 

「認定博」もありなら、次の万博は

2027年の横浜というわけです。

 


万博は国際的には「国際博覧会」と呼ばれ、

BIE(博覧会国際事務局)という組織が認定しています。

日本で開催されたものを中心に、分類してみると・・・

 

  

 「1985年のつくば万博」と

「2005年の愛・地球博」は、

どちらも素晴らしい博覧会でしたが、

国際的な分類では「格」が異なるのです。

 

ちなみに、「1988年のさいたま博覧会(さいたま博)」は、

万博ではなく、

これは正式には、

BIEの認定を受けていない地方博覧会で、

いわゆる「地方博」と呼ばれるものです。

 

万博には「未来社会」「科学技術」「環境」「共生」など、

子どもたちの学びにつながるテーマがぎっしり詰まっています。

ただ楽しいだけでなく、

「将来、自分はどんな世界で生きるんだろう?」

「この技術が発展すると、社会はどう変わるんだろう?」

そんな問いを持つきっかけにもなります。

 

遠かったので仕方ありませんが、

やはり多くの塾生が行けなかったのは少し残念でしたね。

 

直接体験できなかったとしても、

こうした話題を通じて、

子どもたちが未来の社会や技術に

少しでも興味を持ってくれたらうれしいです。

また、どこかでこういう機会があるといいですね。

 

  私も未来を見に行ってきました。