2025/7/27

公立入試 マークシート導入と作文廃止

 

令和9年度の公立高校入試から、

マークシート方式が導入されることが決まりました。

試験問題の約9割がマークシート方式となり、

記述式の問題は1割程度になるとのことです。

 

東京都・神奈川県・千葉県など、

すでにマークシートを導入している都県もあり、

全国的にその流れが強まっています。

埼玉県では、令和9年度から全校で面接を実施することが決まっており

高校側の負担を考えると、

マークシートの導入はある意味、

必然的な流れとも言えるでしょう。

 

これまでも、

採点の手間やミスのリスクなどの観点から、

マークシートの導入はささやかれていましたが、

記述問題にこだわってきた埼玉県ですから、

正直なところ、ちょっと驚きもあります。

 

さらに大きな驚きは、

国語の作文問題が廃止されるという点です。

私がこの仕事を始めた37年前から、

国語の作文はずっと出題されてきました。

それだけに、この変更には驚かされました。

 

いずれにしても、

今回の変更で公立高校入試への対策は

確実に変わっていきます。

でも、大丈夫。

新しい形式に合わせた対策を講じていけば、

必ず勝機はあります。