2024/10/6

自己採点しないのは もったいない

 
 
北辰テストの自己採点をしない子がいて、
 
昨日は
 
「北辰テストなどの模擬テストを受けて
 
自己採点しないのは
 
もったいない。」
 
という話をしました。
 
 
 
 
普段、受験勉強で問題集を解きますよね。
 
反復練習とか、
 
より早く解けるようにするとか
 
さまざまな目的がありますが、
 
最大の目的は
 
できなかった問題をできるようにすることでしょう。
 
 
 
問題集を解いて、
 
できなかった問題をできるようにすれば、
 
確実にできる問題は増え、
 
実力はアップしますからね。
 
 
 
問題を解くのも時間がかかります。
 
1教科を50分、10分休憩しても
 
5科目やるのに約5時間。
 
さらに、
 
そのあと丸付けをして、
 
できなかった問題に対し、
 
理解し、できるように覚える。
 
ここが最も大切と言えるでしょう。
 
5科目勉強するのは時間もかかりなかなか大変。
 
 
 
でも、ちょっと考えて。
 
模試を受けた場合、
 
もう最初の5時間を終えた状態です。
 
これを利用しない手はないですよね。
 
模試を受けたら、
 
5時間、問題集を解いたと思ってほしい。
 
模試を受けて、そのままにしておくのは、
 
もったいなさすぎます。
 
 
 
模試の結果が返ってきてから、
 
やり直すという子もいますが、
 
丸付け(自己採点)は
 
試験を受けた直後、なるべく早い方がいいですよ。
 
結果が返ってからだと、
 
その時どう考えたのか、
 
過程を忘れてしまいますし、
 
また、答案用紙から間違いをチェックをした場合、
 
たまたま勘で正解した問題はスルーしてしまいます。
 
 
 
 確かに模試には
 
「自分の位置を知る」
 
「本番に備えての練習試合」
 
「私立高校の相談の資料として」
 
などいろいろなメリットがありますが、
 
「どうせ自己採点したところで、得点、偏差値は変わらない。」
 
と言わずに、
 
さらに有効活用しましょう。