2022/12/10

お子様の学年のレベル

 
御父兄様からよくいただく質問に
 
「○○中学校のレベルはどうなんですか?」
 
というのがあります。
 
 
学校のレベルとなると各学年のデータが必要になります。
 
しかし、お子様が通う学校の学年のレベルであれば、
 
簡単な計算でおおよそわかります。
 
必要な資料は、
 
学校で受験した偏差値が出ている実力テストの結果だけです。 
 
 
 
まず、実力テストの結果にあるお子様の5科目総合順位を
 
学年生徒数で割り、
 
100をかけてください。
 
例えば、150人の学校で47位なら
 
47÷150×100=31.3
 
これで学校では上位31%の位置にいることがわかります。
 
つまり、100人の学校なら31位ということになります。
 
 
そうしたら「~%」の数字を下の表に照らし合わせてください。
 
 
上位 偏差値

0.6% 75
0.8% 74
1.1% 73
1.4% 72
1.8% 71
2.3% 70
2.9% 69
3.6% 68
4.5% 67
5.5% 66
6.7% 65
8.1% 64
10 % 63
12 % 62
14 % 61
16 % 60
18 % 59
21 % 58
24 % 57
27 % 56
31 % 55
34 % 54
38 % 53
42 % 52
46 % 51
50 % 50
54 % 49
58 % 48
62 % 47
66 % 46
69 % 45
73 % 44
76 % 43
79 % 42
82 % 41
84 % 40
86 % 39
88 % 38
90 % 37
92 % 36
93 % 35
95 % 34
96 % 33
96 % 32
97 % 31
98 % 30

 
通常、実力テストで上位31%に位置の成績であれば、
 
偏差値は55と表記されます。
 
 
つまり、偏差値が55の生徒が、
 
学校での位置も上位31%ならその学年のレベルは標準的。
 
 
もし、偏差値で60を取っているにもかかわらず、
 
学校では上位31%の位置なら、その学年のレベルは高く、
 
 
逆に、偏差値が50なのに、
 
学校では上位31%の位置であれば、その学年はレベルが低いことになります。
 
 
 
あくまでも分布がきれいな山型(正規分布)であった場合ですが、
 
おおまかには、お子さんの学年のレベルは把握できると思います。
 
 
 
自分の子の学年のレベルはどうなのかなと思ったら、
 
この方法をおすすめします。
 
是非ともやってみてください。