2025/7/6
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『番地って何?』にショックを受けた日 |
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しばらく前から、 「自宅の住所」や 「自宅の郵便番号」を 知らない子が増えてきました。 年賀状や懸賞の応募など、 自分で住所を書く機会が減っているからでしょうか。 使う機会がないのですから、 そうなるかもしれません。
先日、小学4年生にこう聞いてみました。 「自分の住所、言える?」 すると、 「知ってますよ!〇〇町です!」 と答える子がいました。 「番地まで言える?」 と聞くと、 「『番地』って何ですか?」 ……衝撃でした。
「番地」が言えないだけでなく、 そもそもみんな「番地」という言葉すら知らないのです。 他にも、日常で使われていたはずの日本語が通じないことが増えています。 同じ日に、「お盆休み」という言葉も多くの子に通じませんでした。 ちょっとショックです。
いろいろなことを知らないなぁ……と感じながら、 「そのうち、自分の誕生日も知らないって子が出てくるんじゃない?」 と私が言ったところ、 ある子がこう答えました。 「小2まで知りませんでした!」 ……まじか。
ちなみに、「両親の誕生日」を言える子は、 たった1人でした。
でも、本当に驚いたのはここからです。 この話を中学1年生のクラスでしたところ、 やっぱり半分くらいの子が、 「番地」や「お盆」という言葉を知りませんでした。 両親の誕生日も、 同じく知らない子が大多数。
「今って、そうなってるの!?」って感じです。 |
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