2025/6/22

定員削減が招く受験ドミノ

 

 

2026年度入試において、

県北のトップ校である

熊谷高校・熊谷女子高校の両校が、

同時に定員削減(各-40名)となることが発表されました。

 

「よかったぁ、熊西じゃなくて……」

と思っている熊谷西高校志望の皆さん。

本当に安心していられますか?

 

熊高・熊女の定員削減によって、

「ちょっと危ないかも…」と感じた生徒が、

安全をとって熊谷西高校に

志望変更する可能性があります。

 

仮に削減分の80名全員が

熊谷西へ流れたとしたら?

その分、

例年なら熊谷西に合格していた80名が

弾き出されることになるかもしれません。

 

つまり、この熊高・熊女の定員削減によって

熊谷西高校の合格ラインも上昇する!

例年通りの成績で受かると思っていてはいけない

ということです。

 

これによって、熊谷西高校では危ないと思った受験生が、

本庄高校、深谷第一に志望校を変更するなど、

この連鎖は、様々な高校にも波及する可能性もあります。

 

今回の定員削減は、受験全体に大きな影響を与えます。

一見関係ないように見える高校を

第一志望にしている生徒にとっても、

合格戦略の見直しが必要不可欠です。