2025/5/5

こどもの日は母に感謝する日でもある

 

本日5月5日はこどもの日。

でも、実はこの日、

「母に感謝する日」でもあることを

ご存じですか?

 

えっ?5月の第2日曜日にあるじゃない。

と思いますよね。

でも、法律でちゃんと

「母に感謝する」

って書いてあるんですよ。

 

こどもの日は1948年に国民の祝日として制定されたのですが、

祝日法で

「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。」

定められています。

つまり、「子どもを祝う日」であると同時に、

「お母さんへの感謝を表す日」でもあるんです。

 

この祝日法が制定された戦後の日本では、

家庭の再建が大きなテーマでした。

子どもの成長に深く関わる「母親」の存在は、

とても重要視されていたのです。

また、

当時から、5月の第2日曜の「母の日」は

民間で広まっていましたが、

これはアメリカから入ってきた行事で、

日本では祝日になっていません。

そこで、こどもの日を制定する際、

「せっかくならこの日に“母にも感謝”しよう」という考えが

生まれたと言われています。

 

そして、

「こどもの日=子どもだけの日」

ではなく、

「子どもの幸せを支える家族、

特に母親への感謝も含めた『家族の日』」

のような意図もあったようです。

 

もちろん、

こどもの日は子どもたちの健やかな成長を祝う大切な日ですが、

それと同時に、

「ありがとう」と言葉にして伝えるいい機会でもあります。

普段なかなか言えない

「お母さん、ありがとう」を、

母の日を前に一足早く

この日に伝えてみるのも

よいかもしれません。