2025/1/29

塾を続ける理由

 
今年の私立高校入試はほぼ終わり、
 
私立高校が第一希望の塾生は
 
合格を手に入れ、
 
進路が決定しました。
 
 
 
學優塾では、例年、
 
1月中に私立高校への進路が決定しても、
 
多くの塾生が塾をやめずに、
 
中3クラス終了(公立入試終了)の
 
2月末まで受講を続けます。
 
 
 
 
なぜ、合格を手に入れ、進路が決まったのに、
 
塾をやめずに続けるのでしょうか? 
 
 
 
それは、 私立高校第一希望の塾生は
 
合格がゴールではなく、
 
その先を見据えているからなのです。 
 
 
私立高校を第一希望とする理由は様々ですが、
 
当塾の場合、
 
大学進学を考えてという塾生が大半です。
 
そうなると、高校に入学してからも
 
よい成績を残していかなければなりません。
 
 
 
しかし、私立高校第一希望者には
 
厳しい現実が待っています。
 
同じコース(クラス)の生徒なのに、
 
私立高校が第一希望だった単願入学者は
 
公立高校が第一希望だった併願入学者に対し、
 
入学時、水をあけられていることが多いのです。 
 
理由は
 
① 合格基準が単願者より併願者の方が高い。
 
 (偏差値で2~3程度違う場合が多く、5程度違う場合もあります。)
 
② 単願者が合格を決めゆっくりしている2月中、併願者は公立入試に向けラストスパートをかけ、がむしゃらに勉強してきたので、①以上に実力差がついてしまう。
 
③ 併願者は公立高校を落ちて私立高校に入学してきたため、大学入試ではリベンジするという勉強に対する意識、意欲が違う。
 
 
 
このようなことから、
 
単願者は入学した時点で、下位に沈んでしまうことがあります。
 
そのような現実があることを知っている塾生やご父兄様は、
 
塾を続けるという選択をするのです。
 
 
 
前向きな素晴らしい選択です。