2024/4/21

ヘボン式ローマ字は大事

 
外国人とコミュニケーションをとるためには
 
会話ができることが必須。
 
ですから、学校では
 
「話す」「聞く」に重きを置きます。
 
これはもちろん正しい。
 
 
ただ、高校入試となると
 
埼玉の場合、
 
公立高校入試では70%、
 
多くの私立高校入試では、ほぼ100%が
 
「読み」「書き」です。
 
 
ということになれば、
 
塾は「読み」「書き」を中心にやらないということになり、
 
學優塾では「読み」「書き」に重きを置いた英語の授業が
 
小5から始まります。
 
 
 
小5の英語は、まず、
 
「ヘボン式のローマ字」
 
をしっかりと学習します。
 
 
 
 
英単語の読み方や発音が
 
わからないという子がいますが、
 
英単語の読み方や発音がわかるようにするためには
 
フォニックスを学ぶことが有用だと思います。
 
そして、それを学ぶためには
 
「ヘボン式ローマ字」
 
を知っていることが大事なのです。 
 
 
 
もともとヘボン式ローマ字は
 
英語を話す人たちが日本語を読めるように
 
作られたものなのですから、
 
それを逆手に取れば、
 
日本人が英単語を読むことも楽になるはずです。
 
 
 
「英単語が読めない。」 という人は、
 
おそらく、我々が、
 
  고맙습니다
 
   とか
 
  شكرا جزيلا  
 
という言葉を見ているのと同じ感覚なのだと思います。   
 
 
 
英語の文章で用いる日本の地名などの固有名詞にも
 
ヘボン式ローマ字を使います。
 
例えば、
 
 小学生は「新宿」を
 
「Sinzyuku」とか
 
「Sinnzyuku」と
 
書いてしまいます。
 
ヘボン式ローマ字では
 
Shinjuku」です。
 
 
 
そして、「新宿」は
 
「Shinjuku」でOKでも、
 
 
「新橋」は
 
「Sinbasi」「Shinbashi」 でもなく
 
「Shimbashi」
 
とヘボン式ローマ字では書かなければなりません。
 
「b」「p」「m」の前の「ん」は
 
「n」ではなく
 
「m」で書きます。
 
 
つまり、 
 
「天ぷら」は「tempura」
 
「群馬」は「Gumma」と書くのです。
 
 
 
だから、同様に、英単語でも
 
「interesting」(インタレスティング)は「n」ですが、
 
「imporatant」(インポータント)は「m」となるのです。
 
 
読むのも書くのも楽になります。
 
 
  また、「抹茶」は
 
「mattya」でも「maccha」でもなく、
 
「matcha」と書きます。
 
「ch」の前の「っ」は
 
「c」ではなく「t」で書くのです。
 
だから、「ウォッチ」は「watch」なのです。
 
 
 ちなみに、
 
英語を話す人たちは 「si」と書いてあると「スィ」と発音し、
 
「shi」と書いてあると「シ」と発音してますので、
 
ヘボン式ローマ字では「シ」を「si」ではなく
 
「shi」と表記するのです。
 
 
(「チ」も、「ti」では「ティ」と発音するので「chi」、
 
「ツ」も、「tu」では「トゥ」と発音するので「tsu」と書きます。)
 
 
ヘボン式ローマ字がわかっていると、
 
「ship」(シップ)も読みやすくなります。
 
(「shipu」と「u」書かないことも後に勉強します。)
 
 
 
 
英単語の読み書きの
 
下地作りのために
 
學優塾の小学英語では、
 
まず、ヘボン式ローマ字をしっかり学習しています。