2023/11/11

最初はみんな知らないからね

 
本日は数学検定の検定日でした。
 
本日の受検者は
 
小学生6名、中学生6名の合計12名。
 
かなりさびしい人数。
 
 
 
 
数学・算数の学習のきっかけに、
 
学力向上のために、
 
そして、高校受験での加点のためにと始めましたが、
 
中3生の受検はわずか2名でした。
 
 
漢字検定に比べると中3生の受検者数はグッと減ります。
 
漢字検定も数学検定も、
 
多くの私立高校は3級から加点になりますが、
 
上位の公立高校は準2級から加点というのが主流。
 
そうすると、加点目的の場合には
 
数検より漢検となってしまいます。
 
数検の場合、
 
準2級となると、高校1年生の内容が約50%出題されます。
 
そうすると、漢字と違って、
 
高校数学を独学で学習するのはかなり厳しいのが現実です。
 
しかも、高校入試には出題されない内容を受験勉強と並行してとなると、
 
これは、敬遠されますよね。
 
 
数検の3級に対しても、
 
漢検で3級持って入れば、
 
数検の3級はもういいやとなってしまうでしょう。
 
(どちらかよい方の級のみ加点が一般的なので)
 
 
 
さて、
 
本日は小学4年生も何人かいましたが、
 
氏名等の記入欄で一苦労です。
 
 
 
まず、「姓」に何を書けばよいかがわからない。
 
「姓」にフルネームを書いてしまい、
 
「名」が空欄だったので、
 
名前の方は「名」に書くんだよと指示すれば、
 
今度は「名」の方にフルネームで書いてしまいます。
 
 
 
また、生年月日では自分が何年生まれかがわかりません。
 
また、知っていた子も、
 
西暦25年とか、
 
平成2014年とか書いてしまったりで、
 
大変でした。
 
今は住所などは任意になっていますが、
 
必須の時には、郵便番号や番地がわからない子が続出したことがありました。
 
 
 
まあ、これまでこういう類の記入は
 
親がやってくれたのでしょうから仕方がありません。
 
こういう経験をして
 
だんだんに大人になっていくのですからね。
 
そういう意味では、
 
小学生にとっては、この記入があることも有用かもしれません。
 
最初はみんな知らないのですから。
 
 
 
 
検定の実施にはかなりの労力がかかり大変なのですが、
 
少なくても受検希望者がいる限り、
 
数検の塾受験は続けていこうかなと思っています。
 
 
 
最低実施人数を下回れば中止せざるを得ませんが・・・。