2023/5/28

やっぱり国語の力は必要

 
本日は集中勉強会[5H]の2回目。
 
11人の塾生が参加してくれました。
 
 
 
さて、今日は国語力のお話。
 
やっぱり国語の力は必要ですね。
 
数学、理科、社会、英語、
 
どの科目も国語力がないと点数を落としかねません。
 
 
先日、中1の数学。
 
正の数、負の数の学習で
 
「西に500m」は、「東に-500m」ともいえるのですが、
 
「5000円の収入」は負の数を使って書くと何かという問題で、
 
「収入」の対義語がわからない。
 
「-5000円の支出」 と書くべきところを
 
 
-5000円の損失
-5000円の赤字 
 
などと書いてしまいます。
 
何も書けない子も結構います。
 
 
また、「50本足りない」は 「-50本足りる」と書いてしまったり散々です。
(正しくは「-50本余る」)
 
 
 
国語ができない子は
 
数学や理科では文章問題の意味が理解できなかったり、
 
理科や社会では記述問題がまとめられなかったりします。
 
 
 
また、漢字を間違いも多い。
 
「被子植物」の「被」の字の部首をしめすへん(ネ)にして✖になったり、
 
ある模試では理科で答えが
 
「蒸散」「水蒸気」「蒸留」
 
となる問題が同時に3問出題され、
 
 
 
     の字を
 
 
 
と書いてしまい、3問とも落としてしまった子もいました。
 
 
 
英語に関しても、
 
国語の力がない子は学年が上がるにつれて厳しくなっていきますね。
 
英文和訳、和文英訳がうまくできなかったり、
 
英語の長文が理解できなかったりします。
 
やはり、国語の読解力、論理的思考能力が必要と言えます。
 
 
 
日本人なんだから、日本語普通に話せるし、国語は勉強しなくても大丈夫ではなく、
 
国語は全ての勉強の基礎と思って
 
しっかりと学習するべきです。