2024/12/10
塾の日々
授業にて

水金地火木土天海
　
現在、中3生は「天体」を学習中.
 
太陽系の惑星を
 
太陽から近い順に全部言うと？
 
 
 
 
「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」
 
と思われました？
 
それとも、
 
「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」
 
と思われました？
 
 
  
そうです。
 
これは天体を学習した時期によって違うのですよね。
 
 
 
冥王星は軌道の関係で
 
1979年2月7日から1999年2月11日まで、
 
海王星より太陽の近くを回っていたのです。
 
したがって、

この期間に中学校で天体を学んだ方は、
 
「水・金・地・火・木・土・天・冥・海」
 
と覚えたのです。
 
 
 
 
でも今は、
 
「水・金・地・火・木・土・天・海」。
 
なのです。
 
 
こう思われた方は、
 
情報がアップデートされていますね。
 
そう、冥王星がありません。
 
実は、
 
2006年8月に惑星の定義が見直され、
 
冥王星は惑星ではなくなったのです。
 
 
 
無論、天体などに興味がなければ、
 
学んだままで当然。
 
むしろ、日常使わないことを
 
よくぞ覚えていらっしゃいましたと
 
いうところでしょう。
 
 
 
 
ちなみに、この「冥王星」、
 
英語名は「Pluto（プルート）」といいます。

Pluto（プルート）とは

ローマ神話の冥界の神様の名前なのです。

 

あれ？　

ミッキーの飼ってる犬と同じ名前・・・。

 

そうなのです。

実はあのプルートと冥王星とは関係があるのです。

 

1930年、アメリカ人のクライド・トンボーが冥王星を発見。

アメリカ人が初めて惑星を発見したことで、

アメリカは大盛り上がりでした。

そして、その年デビューしたミッキーの飼い犬を

「Pluto（プルート）」と

名付けたというわけなのです。