2022/11/9

みんなで観察

 
昨日は皆既月食。
 

前回の皆既月食(2021年5月26日)は天気が悪く見ることができませんでしたが、

昨日はきれいに見えました。

(前回の皆既月食のブログはこちら

 

 
中学生はちょうど塾の時間帯でした。
 
中3生は今後、天体の学習がありますし、
 
また、滅多に見られないチャンスですから、
 
休み時間に中3生には外に出てもらい、みんなに観察してもらいました。
 
写真を見るのと本物を目にするのでは違いますからね。
 
 
    
 
 
次の皆既月食は2025年9月8日でということだったので、
 
中2生や中1生にも見てもらいました。
 
彼らが学習するまでにはもう見られないので・・・。
 
 
見たかったんだと言って喜んでいた子もいましたし、
 
テレビでの解説をよく見ていた子もいて、
 
月食がどうして起こるのか、
 
また、なぜ月が見えなくなるのではなく、赤銅色になるのかを知っている子もいました。
 
嫌々学習するのと違い、興味を持って知ったことは忘れませんからいいですね。
 
 
テレビは詳しく解説していたようですが、
 
私からも一つ豆知識を。
 
実は
 
月食より日食の方が多く起こっているって知ってました。
 
「え~っ、逆でしょ」と思った方も多いでしょ。
 
21世紀の100年間で、
 
月食が142回に対し、
 
日食は224回も起こるんです。
 
ただ、月食は、月が見えてさえいれば地球上のどこからでも観測が可能なのですが、
 
日食は月の影が地球表面を横切る帯状の限られた地域でしか見ることができないため、
 
我々が日食を見る機会はめちゃくちゃ少なくなるのです。
 
 
 
宇宙は奥が深くて面白い。