2021/1/21

定番問題もそろそろ・・・

 
中2の数学で確率を勉強します。
 
確率での定番問題に
 
 
トランプを用いる問題があります。
 
しかし、近年は、「トランプはよく知らない」という塾生が毎年数人はいます。
 
同じ数字が4枚ずつあることや、数字が13種類あることも知りません。
 
ですから、必然的に上の問題は解けません。(´;ω;`)
 
 
 
「マークは4種類あるんだけど知ってる?」 と聞くと、
 
「ハート ♡」
 
「ダイヤ ♢」 
 
「クローバー ♣」
   ・
   ・
   ・
 「星 ★」  と答えた子もいます。
 
 
 
 当然、A(エース)、J(ジャック)、Q(クィーン)、K(キング) が
 
何を意味するかも分からない子もいます。
 
仕方ないですよね。
 
トランプで遊ばないのですから。
 
ほかに、もっと楽しい遊びがいっぱいあるということですね。 
 
 
「花札」になると、もうほとんどの子が 「知らない」
 
と答えてきます。
 
 
 
 
 
上の定番問題だって、 「王冠」自体がわからない。
 
イラストが描いてあっても、 それが王冠だと思わないのです。
 
「ビンの王冠」は
 
「ビンで作った王様の冠だと思ったというのです。
 
全く冗談のような話です。
 
1000回も投げたら壊れるでしょうに・・・ね。
 
 
 
ビンの王冠を栓抜きで開けたことがないという塾生が今年もたくさんいました。
 
ちなみに、子供たちは牛乳ビンの紙栓の方がもっと知らないですね。
 
今は牛乳ビンの紙栓自体を見なくなりましたものね。 
 
かつては、誰でも知っているものであっても、 今の子はそうとは限りません。
 
時代の流れで仕方のないことです。
 
これらの定番問題もそろそろ身を引かなければいけないころかもしれません。