2021/9/22

中 秋 の 名 月

分散登校が終了し、昨日21日から学校が平常に戻りました。
 
給食も2か月ぶり。
 
小学生に、
 
「久しぶりの給食おいしかった?」と聞くと
 
「うん!」
 
そして、ある子が「お月見団子汁がでました。」と教えてくれました。
 
「ああ、今日は『中秋の名月』だからね。」と
 
中秋の名月を小学生にもわかるように解説。
(地球の自転と・・・などどいう難しい話は抜きで。それは中3の理科でします。) 
 
 
「中秋というのは、旧暦と言う昔使っていた暦(太陰太陽暦)の秋の真ん中という意味なんだよ。」
 
「旧暦では、今と季節がずれていて、1~3月が春、4~6月が夏、7~9月が秋、10~12月が冬だったので、秋の真ん中が8月15日なんだ。」
 
「ほら、このカレンダー見てごらん。今日は旧暦では8月15日なんだ。書いてあるだろう。」
 
「ただね、中秋の名月はいつも満月とは限らないんだよ。
 
中秋の名月に満月なのは8年ぶりで、来年と再来年も満月だけど、そのあとは2030年なんだってよ。」 
 
小学生も古典や俳句を勉強しますから、
 
旧暦の知識や日本の風物詩や季節感、行事などの知識も必要なんです。
 
  それに、今では
 
「七五三は何月?」
 
「端午の節句は何月?」
 
などという問題が中3の社会でも出題される時代ですから。
 
 
帰宅後、私も「中秋の名月」を撮影。 いい月夜でした。