2022/8/7

この違い大きな差

 
中3生の夏期講習は毎回宿題があります。
 
次の授業で宿題の問題の解き方や解説を行います。
 
宿題をやってこないと効果は激減。
 
ですから、授業を休んで宿題がわからない場合、
 
多くの塾生は友達に聞いたり、
 
メールで御父兄様が問い合わせてきたりして、
 
宿題をやって授業に臨みます。
 
良くできた子たちです。
 
 
 
もちろん具合が悪くて夏期講習を休んでいた翌日の授業は
 
宿題ができていなくても仕方がありません。
 
でも、具合が悪くて休んでいたわけでもなく、
 
夜の平常授業には来ていて宿題を聞くチャンスがなかったわけでもないのに、
 
夏期講習を欠席した日の翌日、
 
宿題をやらずに来た塾生が何人かいました。
 
 
「宿題やってないじゃん」って、私が言うと、
 
「昨日 (夏期講習は)休みです。」
 
と、まるで、水戸黄門で格さんが印籠を出すかのように
 
 
昨日は欠席で宿題の箇所を聞いていないのだから、やれなくて当然だろう。
 
ひかえおろう。
 
って感じです。
 
ああ、そうなのね
 
とがっかりしてしまいます。
 
毎回宿題が出るのわかってるよね・・・。
 
 
 
同じ日のこと。
 
そんな中3もいれば、
 
平常授業を欠席していた中2女子。
 
 
まずは前回学習した部分を教えないとと思って、
 
彼女のワークをのぞき込むと、
 
前回学習した部分までぴったりやってあります。
 
私が「あれ?」と不思議がっていると、
 
同じクラスの子に聞いて自分でやっておいたというのです。
 
宿題や義務でもないのに、
 
なんて素晴らしい子なんだろうと感心しました。
 
がっかりしていた私を立ち直らせ、
 
夏期講習の疲れも吹き飛ぶうれしい出来事でした。
 
 
 
この違い、大きな差を生みますよね。