2018/4/18

理社は大切

 
今、公立高校入試では、自分がどれぐらい得点できたかを希望者は知ることができます。
 
今春、入試を受けた塾生たちは
 
その自分の得点を
 
學優塾の後輩たちのためにと報告をしてくれました。
 
この厚意に感謝し、今後の進路指導に役立たせてもらいたいと思っています。  
 
 
さて、その中で明らかになったのは、
 
やはり「社会・理科」の重要性です。
 
ご存じの方も多いとは思いますが、
 
公立高校入試では数学と英語の問題が2種類あります。
 
上位20校で実施される「学校選択問題」の数学は特に難しく、
 
昨年の平均点は「43.2点」でした。
 
普段、定期テストの数学では90点以上取っているような生徒たちだけが
 
受検した上位20校のみの平均点なのに「43.2点」なのです。
 
ということは、ここでの高得点は望めません。
 
それならば「社会と理科で」というわけで、
 
學優塾では7月以降の中3生は
 
週12時間の授業のうち
 
6時間を理科と社会に割きました。 
 
 
その結果、学校選択問題実施校に合格した塾生9名の社会と理科の得点は
 
社会
  100点、97点、97点、95点、91点
   90点、90点、83点、80点 
 
理科 
   95点、94点、94点、88点、88点
   81点、81点、78点、77点 
 
でした。
 
よって、この塾生たち9名の
 
社会の平均点は「91.4点」、
 
理科の平均点は「86.2点」
 
ということになります。 
 
 
入試本番で100点なんて、すごいとしか言いようがありませんし、
 
80点台、90点台も素晴らしいと思います。
 
記述問題が増え、難しくなったといわれる社会と理科も
 
しっかり対策がとれたということでしょう。 
 
 
この2科目で合格ラインの半分の得点が取れればそれは楽になりますよね。  
 
ちなみに、今年度の公立高校入試の平均点はまだ発表にはなっていませんが、
 
昨年度の県の平均点は社会が「60.6点」、理科は「48.5点」でした。
 
 
    (追記:今年度の平均点が発表になり社会55.9点、理科51.7点でした)