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2026/9/29
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「降臨」は知ってるが、「大便」は知らない |
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小学生の国語では、 「かっぽう着」「ちゃぶ台」「えもんかけ」「あんどん」「いろり」など、 今ではほとんど見かけない昔の生活道具の言葉を学びます。 これらは、実物を見る機会がないので知らなくても当然です。
この中では、ちゃぶ台は比較的知名度が高く、 「ちゃぶ台って、ひっくり返すやつですか?」 と言ってくる子もいます。 たしかに現代では 「ひっくり返される専用アイテム」 としての知名度のほうが高いかもしれません。 昭和のドラマではよく見ましたが、 今それをやったらニュースになってしまいそうですね。
でもね、 「松」とか「大便」とか、 そういう言葉も知らない子も結構いるんですよ。 「ああ、この言葉、知らないのか…」と 授業中にびっくりすることが本当に多いんです。
その一方で、 「降臨」とか「覚醒」とか、 昔の子が知らなかった語はしっかり知っているんですよね。
でも、少し本来の意味とは違う使われ方をしています。
例えば「降臨」は、 昔は「神や霊的存在が天から地上に現れること」という意味で、 神話や宗教的な場面で使われていました。 でも今は、ゲームやアニメで 「強キャラが登場する」 「伝説の存在が現れる」という演出に使われます。 「新ボスが降臨!」 「推しがイベントに降臨した!」など、 だいぶ軽やかな使われ方です。
こうした意味のずれは、 読解力に影響することもあります。 だから、子どもたちが知っている今どきの使い方を大切にしつつも、 「本来はこういう意味だったんだよ」 とやさしく伝えるようにしています。
言葉の背景を知ることは、 国語の力を育てるうえでとても大切です。 これからも、子どもたちの語彙の世界を 少しずつ広げていければと思っています。
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