2023/10/10
よもやま話

晴れの特異日
 
本日は10月10日。
 
我々の世代からすると、
 
「（1回目の）東京オリンピックの開会式の日」
 
「体育の日」
 
が頭に浮かびます。
 
 
しかし、「体育の日」は
 
2000年から、10月第2月曜日になり、
 
さらに、2020年からは「スポーツの日」と名前を変えました。
 
（初めてのカタカナが入った祝日として話題になりました）
 
 
 
「体育の日」は
 
（1回目の）東京オリンピックの開会式が行われたことから10月10日に制定されたわけですが、
 
開会式はなぜ「10月10日」になったのでしょうか？
 
 
 
そんなの、常識、
 
「晴れの特異日」だったからでしょ。
 
 
 
そう思った方も多いはず。
 
私も子供の頃にそう聞かされ、
 
長年そう信じていました。
 
 
 
でも、これって、都市伝説みたい。
 
 
 
 
過去の統計から、その前後の日と比べ晴れる確率が高い日を
 
「晴れの特異日」というわけですが、
 
1964年当時の資料を見ると、
 
それ以前の10月10日は
 
晴天率が高いというわけではなかったそうです。
 
 
 
ただ、1981年～2010年の統計でみると
 
東京の場合、10月で最も晴天率が高いのは、
 
10日の70％なんですって。
 
前後3日間の晴天率はおよそ20～50％だそうで、
 
今なら、10月10日は晴れの特異日といってもよさそうですね。
 
 
 
今日もいい天気でした。