2023/9/6

これも塾の使命

 
 
高校生になっても、
 
指示を出されないと何をやったらいいかわからず、
 
自学自習ができない子が今は多いのだそうです。
 
ある私立高校の先生の話です。 
 
中学校時代に塾で手取り足取りの指導を受けてきた子に多いようです。
 
 
 
それはそうでしょう。
 
次はこれをやれ、あれをやれと、
 
こと細かく家庭学習まで指示を出されてきた場合、
 
自分で手順や対策、優先順位などを考え、
 
自分で物事に対応する
 
という大切な力を養えません。
 
手取り足取りはその力を奪ってしまうのです。
 
そんな子が高校進学を機にその塾をやめたとき、
 
自学自習できない状況に陥ってしまうのも
 
当然のことかもしれません。
 
そんな塾で自分の力だけでは生きていけない人間を作ってしまう恐れさえあります。
 
 
 
自分の今すべきことは何なのか、
 
そのするために必要なこと(もの)は、
 
優先順位は、
 
効率よく行うためには、
様々なことを自分で考え、
 
判断し、
 
我々は行動していかなければなりません。
 
それも社会に出るためのひとつの勉強なのです。 
 
 
 
管理され、
 
指示を出されて、
 
動いているだけならば、
 
ロボットと同じです。   
 
塾はそんな子に育ててはいけないのです。
 
 
 
大切なのは、
 
自分で考え自分で行動できる人間にすること。
 
 
 
そうすれば、
 
塾を卒業したあとも、
 
自分の力で学んでいけるのです。
 
大人になっても、
 
しっかりと自分の力で生きていけるのです。
 
 
 
その点、學優塾は大丈夫。
 
だって、宿題を出さないのですから。
 
自分で、何をすべきか考えなければなりません。
 
これって、一見不親切そうに見えますが、
 
一律の宿題を行うより、
 
実は効率もよく、
 
また、人間形成の上で有意義であると言えるのです。   
 
 
 
「今、自分のすべきことは何か」を、
 
自分で考え、自分で行動できる人間を育てることも
 
塾の使命だと思っています。